母は短歌を詠む人だった。たとえば、こんな歌。 菜園のわずかなレタスはひよどりと夫とわたしの朝餉のサラダ 母が亡くなった後、父が自費出版で歌集を出した。それを読むたび、私もやってみたいと思ったが、作ってみたいのは短歌ではなく俳句だった。父は「…
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