ミステリ好きコミュで話題になっていた荻原 浩の「噂」、正月用にとっといたのに、ついつい昨夜、読んじゃった…。
面白かったです! 文体は趣味があるので、私はちょっとなじめなかったんですが、ストーリーは良かった!
あ、あとキャラクターの描き方はいまひとつだったかも。ちょっと表面的だったような気がします。もっと生々しさが欲しかったかな。
コミュのトピックで、みなさん「最後の一行であっと驚く!」と書いていたので、ちょっと予測できちゃったせいか、ラストであまり驚けなかったのが残念…。知らずに読んでいたら、さぞビックリしただろうな、と思います。
本当に最後の一行、たった一行なんですよね。荻原氏、きっとこの一行の前ふりとして、全ストーリーを綴ったのだろうなあ。
次に読むのは、我孫子武丸の「殺戮にいたる病」です。クリスマス間近なのに、コロシばかり読んでいるわたしって…まさにブラッディー・クリスマス(by にいみさん)。