災難続き


昨夜、寝る前にチョコがキュンと鳴いた。悲しそうな声だった。気になってはいたが、そのあとスヤスヤ寝ていたので、私もそのまま眠ってしまった。

今朝、チョコが妙に静かなので「どうした、チョコ」と抱き上げると、高い声で「キャン!」と鳴き、飛び降りた。よく見ると、歩き方も不自然だ。その様子が尋常ではないので、何軒か病院に電話し、日曜診察する病院を見つけて車を出した。

坐り方が女の子坐りで、抱き上げると痛がって、そわそわと余裕がない。前に読んだ犬の本には、こういう症状がでたらそれは「ヘルニア」だと書いてあった。いよいよそのときがきたか…。私は覚悟を決めた。手術をすることになるかもしれない。

上野にある動物病院は、町医者ではあるけれど、東京大学病院と提携しているらしい。手術となれば、そちらで診てもらえるだろう。そんなことを考えているうちに、病院に着いた。思った以上に小さいけれど、医者は親切そうでほっとした。

症状を伝えると、さっそくチョコを抱き上げ、後ろ足を何度もベッドの上に着地させた。「うん、正常ですね」。次はレントゲン。そして血液検査。すべて終わった後、医者と一緒に穴があくほどレントゲン写真を見つめたが、「うーん、やっぱり正常ですね」。おかしい、どこも悪くない!「ま、あえていえば、ウンチがずいぶん溜まってますね」。

てことで、最後に坐薬をいれておしまい。帰りにはすっかり普段の様子に戻ったチョコ、家に着いたとたんウンチポーズ。どうやら坐薬の効果はあったらしい。

というわけで、息子のノロ騒ぎに続き、チョコのヘルニア騒ぎで、すっかりくたびれ果てました。しかしどちらもたいしたことなくてよかった。

 inouemica.work © 2018. All Rights Reserved.