「脳にいいことだけをやりなさい」(マーシー・シャイモフ)、読了

 先週末、忘年会の行きに本屋さんで見つけて買った本。幸せになるコツが要領よくまとめてあるので、すぐに幸せになりたい人には、ぜひお勧めしたい。



「脳にいいこと」だけをやりなさい!

「脳にいいこと」だけをやりなさい!





    • 発売日: 2008/11/07

    • メディア: 単行本



 

 最近、スピリチュアル系の本がやたらと増えているような気がする。「ザ・シークレット」や「[魂の願い]新月のソウルメイキング」を読んでみたけれど、どの本もエキスは同じで、「この世は引き寄せの法則で動いている」ということらしい。ちなみに「脳がいいことだけをやりなさい」にも、この「引き寄せの法則」が出てきた。「引き寄せの法則」とは、「あなたの周囲に起きてくることはすべてあなたが引き寄せた出来事」であり、「思考は現実化する」ということ。 簡単な例を挙げると、「お金がたくさんあって幸せです」と思っている人のところにお金が集まり、「お金がないなあ。困った困った」と思っている人のところにはお金が寄ってこない、ということだそうだ。

 

 つまり、こういうことだ。不景気な世の中、あまりいいことないけれど、そこで「不景気だね」「いいことないね」なんていっていたら、もっと不景気になるし、嫌な世の中になる。その代わりに「天気がいいね」「美味しいね」「幸せだね」といえば、世の中はもっと楽しく、平和になる。朝から嫌なニュース番組を見て顔をしかめるよりは、気持ちのいい音楽でも聴きながら楽しく朝食をとるほうが、ずっと幸せに近い。

 

 そういえば、「脳にいいことだけをやりなさい」の中で、「嫌な経験をしても、相手を許す」という項目があった。そこに紹介されていたのは、こんな例だった。『次男を殺され、悲嘆に暮れていた女性が、ついに息子を殺した犯人と対面した。彼女は、その男に対してずっと憎しみを募らせていたが、彼と会った途端、泣きじゃくっていた彼を見て気の毒になり、彼のそばにいって抱きしめながら“あなたを許します”と言った。そのとき、彼を許すことによって、彼女自身も憎しみから解き放たれ、気持ちが楽になって生きやすくなった』。

 

 ずいぶん極端な例だが、ここから学ぶべきことはある。私もこれまで、何度かつらい目に遭ってきたし、そのたびに憎んだり悲しんだりしたけれど、あまり長く引きずることはなかった。それは、ひとえに忘れやすく単純な私の脳がなせる業だったのだけれど、今にして思えば早く忘れてよかったと思う。そうでなければ、ずっと憎しみを引きずったまま、暗い人生を歩いてきたに違いないからだ。

 

 この本には、そのほかにも「今起こっていることは全て必要だから起こったのだと認めること」「なにかあったとき、その原因ではなく、解決法を考えること」「失敗したら、いつまでも悔やまずにすぐに忘れること」「うれしいと思ったら、その気分に30秒間浸ること」など、幸せに近づくためのコツがいくつか紹介されている。すべて実践するのは難しいかもしれないけれど、少しでもHappyな日々を過ごすために、いくつか習慣づけていきたいと思う。

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