乱歩賞のパーティで単なるミーハーになった私

 本日、マイミクの永嶋さんからのお誘いで、乱歩賞受賞パーティに出席。受賞者は遠藤武文さんで、本のタイトルは「プリズン・トリック」。本のオビには「乱歩賞史上最高のトリックだ」(東野圭吾)という言葉があり、ミステリファンとしてはワクワクしてしまう。なんでも、この作品は遠藤さんの処女作なんだとか。才能って、あるところにはまとまってあるものなのね。

 会のはじめに、日本推理作家協会の会長である東野圭吾さんのスピーチがあった。そうとは知らずにこの場に参加してしまった私は、生の東野氏を見て一気にヒートアップ。と、自分の左前に見たことのある人がいるな…と思っていたら、これが「安楽椅子探偵」でお世話になっている綾辻行人氏。「きゃー!綾辻さんが!」と小さな声で叫ぶと、永嶋さんはさらっと「そう、よくいらっしゃるの」と答える。ああ、ここってそういう場所だったんだ…と再認識。

 心を鎮めて、改めて会場を見回すと、あちらこちらに「冒険作家クラブ」でおなじみの方々が。営業しようと張り切ってきたはずなのに、なぜか知った人のそばに近づいてしまう私。お仕事でもお世話になっている鈴木輝一郎さんや阿川大樹さん、お久しぶりにお会いした稲葉稔さんや菅谷充さんとご挨拶をしつつ、帝国ホテルのご馳走を思う存分いただいた。

 そうこうしているうちにあっという間に二時間が過ぎ、帰ろうとしていたら、永嶋さんのお友達に話しかけてきたお着物の男性が。よくよく見てみると(よく見なくてもわかるけれど)、手には革の手袋が! これは京極夏彦さんに違いない! そして最後にお会いしたのが、今野敏さん。この方は冒険作家クラブで何度かお会いしているので、すかさず「ハンチョウ見てました!」とご挨拶。本当に、ミステリファンとしてはこの上なく贅沢で豪華な夜だった。こんな素敵な席に連れていってくれて、ありがとう永嶋さん!

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