野毛にてバーホッピング with 阿川大樹

作家の阿川大樹氏の「黄金町ストーリースタジオ」にお邪魔した。阿川氏とはもう20年来の付き合いだが、仕事場にお邪魔したのはこれが初めて。

黄金町ストーリースタジオは、黄金町エリアマネージメントセンターが町おこしの一環として設置した、アーティストご用達アトリエ「黄金スタジオE」の中にある。かつての黄金町は、アウトローでダークなイメージが染み付いた、いわば「危ないから近づいちゃダメ」な地域だったが、黄金スタジオはそのイメージと全く正反対の、清潔で明るくオシャレな建物だった。阿川氏の仕事場の写真は、こちらの記事にたくさん掲載されているので、ここでは私が撮影した写真を一枚だけ掲載しておこう。

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スタジオは2面がガラス張りになっていて、表からも裏からも中が覗けるようになっている。つまり、ここに行けば誰でも阿川氏の仕事風景を見ることができるのだ。隣の部屋は、画家のスタジオだった。私は、このデスクの前にある赤いカーペットの上に座り、阿川氏が仕事している間、彼の作品を読むことにした。作家の部屋で、その作家の作品を読む。なんだか、とても贅沢だ(by BOSS)。

夕方、阿川氏の仕事が終わり、一緒に食事に行くことになった。私がとてもおなかが空いているということで、まずは萬里へ。ここは、日本で最初に焼き餃子を始めた店とのこと。焼き餃子はスタンダードな味だったが、蒸し鳥は美味しすぎてびっくり。少し塩気の効いていて、ごま油の香りが食欲をそそる。

つぎに、阿川氏ごひいきのフランス料理店「イグレック」へ。看板もメニューもない、知る人ぞ知る名店だ(おかげで客も少ないが)。メニューがないから、「なにか、こういったものを」とイメージで注文する。すると、シェフがいろいろ考えながら料理してくれる。今日の料理は、「鴨のコンフィ」。大きな米なすのソテーの上にブロッコリやベビーコーンを乗せ、その上にソテーした鴨をどーんと乗せるという、とても野趣味あふれる素敵な盛り付けだった。一口食べて、その味に仰天。生まれてこのかた、こんなに美味しい鴨は食べたことがなかった。なすの上にかかったソースも絶品。これは、ミートソースにバルサミコ酢と生クリームを加えて作るのだとか。


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その後、「バーホッピングしましょう」ということになり、野毛の都橋にある「華」と、理容院をそのままバーにした日の出理容院を巡った。わたしはお酒があまり強くないので、飲んだアルコールは赤ワインをグラス1杯と、ウイスキーを1杯だけ。バーホッピングするには、スキルがなさすぎた。これから精進します。

 

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