自分に誠実であること。アルケミストのクリスタル店のエピソードが印象的。エジプトに行くためのお金をためていたはずが、いつのまにかお金を稼ぐことが目的となり、そのために努力した。それ自体は決して悪いことではないが、彼は道を見失っていた。そのまま続けていれば、いつか夢破れることになる。
クリスタル店をやることは、決して悪いことではない。問題は、おそらく彼の運命に誠実ではないということ。彼が「エジプトに行きたい」と思って前に進んでいる間は、世界が彼の味方になる。しかし、彼がその運命から目をそらしたとき、世界は彼の味方ではなくなる。