BookCoverChallenge Vol.5『無心ということ』(鈴木大拙)

『7日間ブックカバーチャレンジ』、5日目は「無心ということ」(鈴木大拙)です。

私は鈴木大拙の大ファンなのですが、きっかけは「 大拙先生 とわたし(こころの時代)」というテレビ番組(https://www.youtube.com/watch?v=fsd_YKw8L2w)。大拙と長く過ごした岡村美穂子さんという方が、大拙の人となりをお話されるのですが、それを聞いて彼のことが大好きになりました。ああ、一度お会いしてみたかった!と悶絶するほどに。

そのあと大拙の本を読みあさったのですが、そのなかでとくに心に残っているのが「無心ということ」。とにかく、大拙の言葉がいちいちカッコいい! たとえば、これ。

「とにかく、一ぺん、その形あるものを脱ぎ棄てた世界にはいり込まなければならぬのである。心身脱落の世界は無分別の世界である。無心の世界である。この無心を体得するとき、往生するといってよいのである。死んでから極楽に行ってもよし、地獄に行ってもよし、どっちでも、どこへでも行って、それでいいという特地の境涯があるのです。」

どうです。「なんでもいい、どうなってもいい」というこの潔さ! これさえあれば、もうなんだって大丈夫という気がしてきます。「どうなってもいい」……こういうとやけっぱちのように聞こえますが、その実、一番パワフルな言葉なのではないかと。これこそが、私のお守りなのです。

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