省エネで生きていく!

先日、友人がこんなことを言いました。

「これから私、省エネで生きていこうと思って」

このセリフだけ見ると、静かにおとなしく暮らしているような人のように思えますが、とんでもない! 彼女はとてもエネルギッシュで、おもしろそうなオンラインイベントを見つけるとすぐに申し込むものだから「気づくと朝9時から夕方4時までZoomを開いていました」なんてことも。省エネどころかフルスロットルで走っているように見えるのですが、どうやらそういう話ではなさそう。

興味を惹かれて話の続きを聞いてみると「人生の残り時間を考えたら、あまり余裕はないと思ったの。だから言いたいことがあれば言うし、知りたいことがあれば聞く。”こんなことを聞いたら変な人だと思われるかしら”とか、”こんなことを言うと相手から嫌がられるかな”なんてことを気にするのはエネルギーの無駄遣い」とのこと。

なるほど、そういう「省エネ」なんですね。それなら分かる。実は、私も最近、同じようなことを考えていました。

ふと気づくと、来年は還暦。そろそろ人生の終盤に差し掛かる時期です。「知りたい」と思うことは片っ端から片付けていかないと、それこそ間に合わなくなりそう。だから、最近は特に「知りたいことがあれば、その場で(忖度なく)聞く」ようにしています。

そして不思議なことに、忖度なく聞くと相手にも素直に受け取ってもらえるよう。普段なら言いにくいだろうというような話も、スラスラと話してもらえることが多いように感じます。

妙に気遣ったり勘ぐったりせず、素直に聞き、素直に答える。それさえできれば、この世の悩みの大半は解消されるかも、なんてちょっと思ったりして。

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