「アンデッドガール・マーダーファルス2」(青崎有吾)

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ずいぶん前に1を購入したが、未読のまま放置していた。ミステリの師匠である白井さんがInstagramで「おもしろい」と評されていたので読み始めたら、とても面白くてあっという間に読了。続けて2も購入し、こちらもあっという間に読み上げてしまった。

トップスピードで読み続けたのには訳があって、このお話の探偵キャラがとびきり魅力的であるという点がひとつ(ネタバレになるので詳細は控えるが、京極夏彦の「魍魎の匣」を思い出した…ああ、これでも十分ネタバレか)。加えてサブキャラが豪華であるという点。古今東西、子供も含めて知らない人はいないあの探偵&悪役たちがずらりと並んで大冒険を繰り広げるものだから、ミステリファンはもうたまらないわけで。

それだけ贅沢(=お腹いっぱい)な要素を無防備に詰め込んでしまうと、ストーリーが負けてしまってしょぼい内容になりがちだが、そこはさすがに青崎有吾、ミステリファンを納得させるロジックもちゃんと用意されていて安心した。ただ、白井さんのような正統派ミステリファンは、2にふんだんに盛り込まれたエンタメ要素に少しげんなりするかもしれない(実際、わたしもちょっとくたびれてしまった。アクション映画はあまり得意じゃないものだから)。このあと続く3はどういう展開になるのか、楽しみだ。おばちゃん、がんばってついていきますから。

 

1/6追記

このあと「3」も読破。さらにおもしろかったので、後日レビューを書く予定。

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